美しい海に囲まれた奄美の島々を マイペースで巡る穏やかな船旅へ。

喜界島

地殻変動で海底が隆起して、約12万年かけて島に。浅瀬に現生のサンゴが住み着いた美しい景観も必見。


徳之島

闘牛の文化が息づく徳之島は“長寿の島”、“子宝の島”として有名。街を歩くだけで温かな人柄に触れられる。


沖永良部島

琉球石灰岩で覆われた隆起サンゴ礁の島だけに、カルスト地形や鍾乳洞をはじめとする迫力の景色が楽しめる。


与論島

鹿児島県の最南端にある与論島。周囲が20kmほどの小さな島に約60ものビーチが点在して南国気分が味わえる。


01 喜界島

島で暮らす人々の温かさに触れられる手付かずの自然が広がる美しい場所。

まず向かったのは奄美群島の北東部に位置する喜界島。朝に目覚めてエメラルドグリーンの海を眺め“離島に訪れた”という心躍る気分に。足を踏み入れると、手付かずの自然が広がる美しい雰囲気。島を歩けば「こんにちは」と島民に声をかけられ、最後はこの地を離れるのが寂しくなるほどに。


日頃の疲れを癒してくれる喜界島の美味しい食と温かな人情。

夜に到着して翌朝に訪れたのが「シュガーロード」。真っ直ぐに伸びるサトウキビ畑の一本道からは海も眺められ、すべての自然が一体化した景観に酔いしれた。島内随一の「スギラビーチ」で座りながら、島民のおじさんに声をかけて談笑。おすすめの場所を聞くと、初対面にも関わらずとっておきのプライベートなビーチを案内してくれた。ランチは空港内にある小さな食堂でカレーを食べ、夜はなかなか味わえないというヤギの刺身も堪能。翌日は手久津久集落にある巨大なガジュマルへ。枝葉から光が透けた雄大な姿にパワーをもらい、サンゴの石垣が残る集落を散策。温かな人情と美味しい食、そして自然が癒しを与えてくれた。


02 徳之島

闘牛を愛する情に深い島民が暮らす、ノスタルジックで熱気に包まれた島。

江戸時代から島民の娯楽として親しまれてきた闘牛。現在はこの徳之島を象徴するカルチャーとなり年に数回開催される大会では県外からも多くの観客が集まり、島全体が熱い熱気に包まれる。普段は離島らしいゆっくりとした時間が感じられ、大切に飼育されている散歩中の牛に出会える。


闘牛を愛する情に深い島民が暮らすノスタルジックで熱気に包まれた島。

あらゆる場所に闘牛場が点在するように、約500年前から娯楽として根付いている闘牛。我が子のように牛を育てる島民は、熱くて情に深い人たちばかり。屈強な牛を散歩させている人に声をかけると、誰もが笑顔とともに牛との2ショットを撮影させてくれた。町は昭和にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな印象で、海に行けば子供たちが釣りを楽しむほのぼのとした雰囲気。普段の静かな島が嘘のように、大きな大会が開かれる時期は町全体がフィーバーするなど、何度でも足を運んでみたい気分にさせてくれる。“奇観”と呼ばれる「犬の門蓋」のサンセットも必見。侵食された断崖から夕陽が沈む姿は圧巻の一言。


03 沖永良部島

壮大に広がる自然のアートだけでなく、優しく旅人を迎える人柄も魅力。

絶景の壮大なパノラマがあらゆる場所で体感できるのが沖永良部島。美しい自然の中で育った島の人々はいつでも笑顔で旅人を出迎えてくれる。島の恵みを受けたフルーツや魚介類に舌鼓を打てば島民の仲間入りをした気分に。愛らしいウミガメにも出会えるなど、都会では味わない貴重な体験ができる。


偶然の出会いによって旅が素敵なものに。

小学校の校庭に立つ「日本一のガジュマル」とは対照的に、潮吹き洞窟「フーチャ」、フローストーンが全国最大級という「昇竜洞窟」があり、自然の穏やかさと激しさが同時に感じられる沖永良部島。港に着くとたまたま通りかかった「まごころ製糖」で足を止め、黒糖菓子の工房を見学させてもらい、カゴに積まれたマンゴーをその場でカットしてもらって味わった。店主に「ウミガメが見たい」と話すと、クルマですぐの小さな港を案内してくれた。到着すると海面から首を出す愛らしいウミガメの姿をすぐに発見。素敵な出会いに感謝しながら、夜は近海で獲れた魚介をアテに一杯という贅沢な時間を過ごすことができた。


04 与論島

“幻”と呼ばれる浜だけじゃない島の魅力が詰まった南の楽園。

奄美群島の中でもっとも小さい隆起サンゴの島。遠浅に広がる白い砂浜と透明度の高い海が重なり合う思わず息を呑むほど美しいビーチが点在している。中でも訪れるべきは、大金久海岸の沖合に数時間だけ現れる“幻”と呼ばれる百合ヶ浜。島の伝統を今に伝える民俗資料館も訪れるべきスポット。


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